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MARUTA★BOYS

これは、京都大学の宇治キャンパスの中に建っています。下図が当初の設計モデルで、接合と鋼管と北山丸太をドッキングした格子壁を作り、デザインした完成イメージです。そして、その下が実物です。このSugiXという名称は、トラスの接点と格子壁の接点を表現するように決定しました。

北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX-

一番の傑作 -SugiX-

MARUTA★BOYSの活動の中で、仲間の中島昌一氏(京都大学小松研)の作ったSugiXが一番の傑作です。

北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX- 北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX- 北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX-

MARUTA★BOYSの想い

北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX-

現在、日本の木材生産量は約2000万m3。それと同等の量の木が山で切捨て放置されています。搬出費や運搬費が生産者の持ち出しになってしまうためです。かつては、元玉や二番玉以外の残った小径材も足場丸太などの需要があり、林内から持ち出し利用がされていました。しかし、文化財等の補修においての技術保存のための利用以外にはほぼなくなっているのが現状です。

北山丸太を使った仮設建築物 -SugiX-

また、北山丸太のように丹念に育てられた意匠用の丸太は住宅様式の変化などにより、その需要が激変しているのです。これでは、日本の誇る森林文化が承継されない可能性があります。このような事態に鑑み、少しでも小径木の利用をする事により、これらの問題の啓発の一助になればと思っています。このような趣旨のもと、有志を集いMARUTA★BOYSとして活動しまています。 メンバーは、男子のみですが、年齢は問いません(BOYSと言われる年齢のものはおりません)。日本の森林を守りたいと思う志のある方なら誰でも歓迎です。

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