京都大学大学院総合生存学館(思修館)の合宿型研修施設
オール国産材の木造3階建
こちらは、京都大学大学院総合生存学館で学ぶ学生向けの合宿型研修施設です。2013年春竣工しました。
構造部は、すべて国産材針葉樹構造用集成材を使用し、国産材構造用合板との組み合わせで高い構造強度を実現しました。
梁・桁材は、カラ松。管柱、通し柱には、杉。土台はヒノキを使用したオール国産材の木造3階建ての寄宿舎です。
準耐火という制約がある中で、細部にいたるまで地域材を積極的に活用
階段部は、ヒノキ
木造3階建て寄宿舎で延べ床面積1038㎡、高さ10m。
基本設計の段階から細部にいたるまで地域材を積極的に活用することを検討しました。
内・外装、建具、家具などあらゆる部位にヒノキや杉(一部スリット加工)の国産材を採用しています。
基本・実施設計:里仁舎
デザイン:河井敏明事務所
構造設計:満田衛資構造計画研究所
施工:内田組
取材記事
日刊木材新聞
2013年(平成25)4月23日付
日刊木材新聞 >>PDF(11.2MB)
2013年(平成25)4月25日付