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長期優良住宅について
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長期優良住宅とは?

地震等に対する構造的な配慮と雨水や湿気に対する対策をきちんと行い、住んでからもきちんとメンテナンスをしていれば、一般の木造住宅でも100年は十分に持つと考えられています。

「つくって壊す」から長く大切につかう社会へ

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的として施工されました(2009年6月4日施行)。

長期優良住宅の認定基準  >>more

長期優良住宅として認定されるためには、9つの認定基準が設けられており、各性能項目の基準を満たすように住宅の建築計画及び一定の維持保全計画を策定します。その認定を受けた計画に従って建築をし、維持保全を行います。

長期優良住宅のメリット  >>more

長期優良住宅は、劣化対策、耐震性、省エネルギー性などの住宅性能が高い住宅です。良質な住宅ストックを普及させ、将来世代に継承するため、一般の住宅に比べ様々な税制上の優遇措置があります。不動産価値の向上というメリットはもちろん、税制優遇・ローン控除等でも多くのメリットがあります。

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長期優良住宅|この制度が生まれた背景

下図は、2003年に堤洋樹氏が発表した研究結果です。夜間人口が少ない大阪市中央区、住宅と工場が近接している大阪市東淀川区、ベットタウンである枚方市と立地条件は大きく異なります。しかし、木造住宅の寿命は順調に伸びており、2000年代には50年程度となっています。


大阪市中央区 大阪市東淀川区 枚方市
1980年 28.6年 31.2年 32.4年
1985年 33.4年 40.1年 36.7年
1990年 38.0年 41.9年 38.2年
1995年 42.7年 48.1年 43.6年
2000年 47.2年 53.1年(1999年) 48.9年(1999年)
2003年 50年程度 52年程度

※出典「1980年以降における木造専用住宅の寿命の推移」堤洋樹氏2003年

総務庁の調査による住宅寿命の国際比較では、イギリスが141年、アメリカ96年、フランス86年、ドイツ79年です。これらをみるとまだ短いですが、今後は、廃棄物の問題などから取り壊しにくい状況になることを考えると、木造住宅の寿命はまだ伸びていくを予想されています。

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